【キングダム】ラスボスが誰になるか史実から予想してみた

キングダムは第1巻の一番初めに「李信」「将軍」と呼ばれる信、そして率いている大勢の兵たちの描写があります。

恐らくあれは将来、最終決戦間近の戦争の様子だと思いますが、一番最後には誰と戦うことになるのでしょうか。

キングダムは史実に基づいてストーリーが構成されているので、何か気になるときは史実を調べてみるのが一番。

ということで、今回は作中でのラスボスが誰になるのか、史実での秦国と始皇帝の戦いの記録と照らし合わせながら、予想してみました。

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史実の秦国と始皇帝

「キングダム」でも描かれている通り、この時代の中国では秦の他に6つの国が中国の覇権をめぐって争っていました。

韓、趙、燕、魏、楚、斉です。

秦を含めてたこ7つの国のことを「戦国七雄」と言います。

 

当然、最後は秦が勝利し、中国を初めて統一国家とするわけですが、史実では政(=始皇帝)はどのような順番で各国を攻略していったのでしょうか。

史実を見てみると、始皇帝こと政が史実では意外に慎重で、賢いだけでなく、非常に残虐な面も持っていたことがわかって面白いですよ。

時には、作中で「外道」と呼ばれそうなことまでしています。

 

韓と趙の滅亡

秦は強大な軍事力を誇り、政の先代の王にあたる荘襄王の治世の3年間にも領土拡張を遂げていました。

政の代には、魏出身の尉繚の意見を採用し、他国の人間を買収してさまざまな工作を行う手段を用いました。

ガンガン戦をして征服するよりも、裏で動いて出来るだけ最小限の犠牲で相手を倒すという戦法を取ったわけです。

 

VS韓

有能な韓の公私である韓非が死んだ3年後の秦王政17年(前230年)、韓は陽翟が陥落して韓王安が捕縛されて滅びました。

秦韓の戦いと言われています。

 

VS趙

次の標的になった趙には、幽繆王の臣であった郭開への買収工作がすでに完了していました。

斉との連合も情報が漏れ、旱魃や地震災害につけこまれた秦の侵攻にも讒言で李牧・司馬尚を解任してしまい、趙は簡単に敗れます(秦趙の戦い)。

趙王は捕らえられましたが、兄の公子嘉は代郡(河北省)に逃れました。

王が虜となり、国は秦に併合されたことで趙も滅亡します。

 

自身が生まれた邯鄲に入った政は、母の太后の実家と揉めていた者たちをなんと生き埋めにしてから秦へ戻りました。

キングダムでも描かれている通り、政は辛い幼少期をこの街で過ごしていることからその報復と考えられますね。

なお、政の母は紀元前228年に死去しています。

 

燕の滅亡

次に滅亡したのは燕です。

元々趙が燕と秦を隔てていたのですが、趙が滅ぶと秦が燕に度々進行し、武力では対抗できなかった燕は政の暗殺を企てます。

結局この暗殺は未遂に終わりましたが、これに対して政は激怒し、全軍を挙げて燕を攻め、暗殺にやって来た刺客の血縁者、そして首都薊の住民を全員虐殺します。

 

魏、楚、斉の滅亡

次に秦の標的となった魏は、かつて五ヵ国の合従軍を率いた信陵君を失い、そもそも弱体化していました。

それでも黄河と梁溝を堰き止めて首都大梁を水攻めされても3か月は耐えましたが、秦王政22年(前225年)に降伏し、魏も滅びました。(秦魏の戦い)

 

そしてついに、秦と並ぶ強国・楚との戦いに入ります。(秦楚の戦い)

「キングダム」主人公であるの李信(=信)が大失敗を犯すのがこの楚との戦いです。

 

秦王政は若い李信と蒙恬に20万の兵を与え指揮を執らせます。

緒戦こそ優勢だった秦軍ですが、楚軍の猛追に遭い、大敗してしまいます。

結局秦王政は老将軍の王翦に秦の全軍に匹敵する60万の兵を託し、秦王政24年(紀元前223年)に楚を滅ぼすことに成功しました。

 

最後に残った斉は約40年間ほとんど戦争をしていませんでした。

それは、秦が買収した宰相・后勝とその食客らの工作もあってのことでした。

結局秦に攻められても斉は戦わない道を選び、后勝の言葉に従い、無抵抗のまま降伏し滅びました。(秦斉の戦い)

 

これで他の6国すべてを秦が滅ぼしたことになり、秦が戦国時代に幕を引いたのは秦王政26年(前221年)39歳のときでした。

この統一を果たして初めて、政は「始皇帝」と名乗るようになります。

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ラスボス予想に挙がっている人物は?

さて、以上の史実を踏まえると、秦が中華統一の直前に戦うのは楚ということになりますね。

斉は戦っていませんから。

しかし、ラスボスの予想に挙げられている人物たちが、意外なところから出ています。

まずラスボスの予想に挙げられているのは以下の2人です。

 

昌平君

キングダムの作中では、呂不韋四柱の一人として描かれていますが、史実では元々楚の国の人間で、人質として秦にいたとされています。

キングダムでの昌平君は呂不韋の相国昇格に伴い、秦国の右丞相と成りましたね。

国軍の司令官であり、軍師育成機関を運営するなど、事実上秦国の軍事の責任者でもあります。

 

知略を重んじる軍略家ですが、李牧の纏う武の空気を感じ取るなど、武人としての一面も持ち合わせています。

実戦の指揮をとる場面は今のところありませんが、同じく四柱の一人である蔡沢は「蒙武より強い男」と評しています。

蒙武は信と同世代の武将でもあるので、主人公と同じ世代の武将がラスボスというのは中々燃えますよね。

 

知略に長け、武にも秀でているキャラクターなだけに、ラスボスとしてはうってつけなのではないでしょうか。

また蒙武とは幼馴染であり、親友でもあるだけに、この2人が戦場で敵同士として出会うときにどのような描かれ方をするのかも注目ですね。

 

桓騎

史実には桓騎が秦を裏切ると言った内容の記述はないので、なぜ彼が候補に挙がっているかはわかりませんが、桓騎が楚を滅ぼした後に秦の最後の生涯となって立ちふさがるという予想が出ています。

確かに、史実のままだと、楚軍に勝つまでは良いものの、その後、斉は無条件降伏し、何にも戦いが無いまま物語が終わってしまうので、何かラスボスにあたる存在を史実を無視して新しく作る必要はあるかもしれません。

 

桓騎は味方でありながら、信とは対立していて悪役っぽいですし、史実では彼は一度失脚した後消息不明となっているので、ラスボスとしてアレンジするにはちょうど良い人物となっているのではないでしょうか。

最後に彼を倒す信を見るのも良いかもしれませんね。

以上の2人だと私は昌平君の方が、ラスボスとして出てくる可能性が高いと思いますが、漫画ならではの展開も期待したいところです。

 

まだ登場していない楚の武将も可能性あり!?

史実で李信が蒙武と共に大敗を期してしまう楚の武将項燕はまだ姿を見せていません。

一体どんな武将なのでしょうか。

また、史実では李信と蒙武の尻拭いのために、王翦が秦軍のほぼ全てを率いて楚を滅ぼすことになりますが、李信が負けたまま物語が終了してしまうのもちょっと考えにくいですよね。

キングダムでは再戦する機会が与えられるのかどうかも気になるところです。

 

まとめ

以上、「キングダム」のラスボスについて、予想と史実をまとめてみました。

いかがでしたか?

 

こうして振り返ってみると、政の性格や細かい人物の設定に史実との差があることがわかりますね。

となるとラスボスも、漫画オリジナルの展開を見せるのでしょうか。

一応候補としては「史実に基づくなら昌平君または項燕」、「オリジナルの展開なら桓騎」ということになりそうです。

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