30年以上衰えない人気を誇る少年漫画、ジョジョの奇妙な冒険シリーズ。
長い歴史の中で、吸血鬼や、究極生命体、時間を操る猛者など、さまざまなボスキャラが生み出されました。
今回は、作中に登場したラスボス8人の強さをランキング形式でご紹介いたします。
スポンサーリンク
目次
ジョジョ 最強のラスボスランキング
7位 ディオ・ブランドー
ジョジョの奇妙な冒険シリーズの記念すべき1作目のラスボスです。
主人公である、ジョナサン・ジョースターの家に養子として入り込み、そこにある石仮面を装着することによって、吸血鬼となりました。
かの有名な「おれは 人間をやめるぞ! ジョジョーッ!!」というセリフを生み出し、何人の人間を殺したのかと問われると
「今まで食った パンの枚数を おぼえているのか?」と挑発するなど、まさに生まれついての悪人です。
1部主人公であるジョナサン・ジョースターを追い詰めますが、最後には自身の慢心で倒されます。
まだスタンドの概念がないころのボスなので、最下位となりました。
6位 吉良吉影
4部のボスで、スタンドは「キラー・クイーン」です。
キラー・クイーンの爆弾を作り出す能力によって、完全犯罪を続けてきました。
スタンド能力自体は強かったのですが、実践慣れはしておらず、身体能力では主人公の東方仗助に劣ります。
また、スタンド能力のデメリットも多々あります。
最終的にはバイツァ・ダストという、時間を1時間程度なら戻す能力も手に入れますが、このバイツァ・ダストを使っている間
キラー・クイーンは対象者の元にいるため、本人は無防備な状態になります。
そのため、吉良本人が直接攻撃を受けた時は、バンツァ・ダストを解除しなければなりません。
その他にも弱点が散見されるため、7位という結果になりました。
5位 DIO
1部のディオが約100年後に復活し、「THE WORLD」というスタンド能力を取得したのが3部のDIOです。
同じく3部の主人公である空条承太郎の「スター・プラチナ」と同系統の能力をもっています。
しかし、承太郎のスター・プラチナの攻撃範囲が2mなのに比べて「THE WORLD」の攻撃範囲は10mと5倍です。
さらに、時を止める能力もあるためスター・プラチナの上位互換ともいわれるその能力は「最高にハイ」になるほどのパワーアップしていきます。
1部の地震への慢心を取り除いた描写も多々見られますが、今度はスタンド能力への慢心が見られました。
最終的には承太郎を「怒らせた」ことが敗因で倒されます。
4位 ディアボロ
5部のボスで、イタリアのギャングのボスでもあります。
2重人格であり、「キング・クリムゾン」と「エピタフ」という二つのスタンド使いです。
- 「キング・クリムゾン」・・・時を飛ばす
- 「エピタフ」・・・未来予知
という能力を使って、自分にとって都合のよい結果だけを残すことができます。
例えば、エピタフによって自分が殴られる未来を予知し、キング・クリムゾンで「殴られる」時間を飛ばします。
そうすると、「殴られた」という事実だけがなくなります。
しかし、この未来予知は完全ではなく、未来の映像をみることしかできないため、誤認してしまう可能性があります。
また、能力の特性上攻撃力の面では物足りません。
スポンサーリンク
3位 究極生命体カーズ
2部のボスで、スタンド能力はありません。
スタンド能力を持たずにこのTOP3にランクインしたのはその圧倒的な身体能力によるものです。
元々は1部のディオのような吸血鬼を捕食対象とする「柱の男」という、古代で神とされていた種族でした。
その時点ですでに人間とはかけ離れた知能や身体能力、古代から生きながらえる寿命を持っていました。
吸血鬼と同様に、日光や波紋に弱い特性を持っていましたが、赤石によって「究極生命体(アルティミット・シイング)」となると
さらなる身体能力やIQ向上の他に、波紋も太陽光も効かず、肉体が破壊されても再生するというチート能力を手に入れます。
溶岩の中に落とされても、肉体を他の生物に変化させることのできる能力で倒されることはありませんでした。
最終的には宇宙空間で氷漬けにされましたが、ただ、「考える事をやめた」だけで生命活動は続いています。
まさに不死身の強敵でした。
2位 ファニー・バレンタイン
7部のラスボスといえば「THE WORLD」の能力をもったDioですが、そもそもこのキャラクターがいないと「THE WORLD」DIOも登場しなかったので、2位にランクインです。
通称D4Cとして知られているスタンド「Dirty Deeds Done Dirt Cheap(いともたやすく行われるえげつない行為)」は最強論では必ず持ち出されるスタンドの1つです。
並行世界(パラレルワールド)に行き来できる能力で、この能力によって別世界の「THE WORLD」DIOを連れてきました。
何かと何かに挟まることを条件に発動する能力のため、「押しつぶす」「叩きつける」などの攻撃は効きません。
「自分」が致命傷を負っても別世界の「自分」に能力を継承できるため実質不死身です。
さらにD4Cから能力が覚醒した「ラブトレイン」は、その「空間のスキマ」にかくれることができます。
バレンタインがダメージを受けても、そのダメージは「空間のスキマ」には入れないので、バレンタインのダメージはなかったことになります。
どれだけの攻撃を受けても無効化できる最強の能力と言えるでしょう。
1位 エンリコ・プッチ
6部のラスボスで、3部DIOからの影響を多大にうけたキャラクターの一人です。
DIOから天国の存在を知らされ、その完遂のために3部の主人公である空条承太郎から記憶を抜き取り、果てにはその娘で6部の主人公である空条徐倫や時を止める能力を持つ承太郎迄もを殺害します。
彼のスタンドは「ホワイト・スネーク」、「C-MOON(シームーン)」「メイド・イン・ヘブン」と重力の影響によって進化していきます。
最終進化形態の「メイド・イン・ヘブン」はジョジョの奇妙な冒険シリーズの中でも1位2位を争う能力をもつスタンドです。
「メイド・イン・ヘブン」の能力は「時間の加速」で、プッチ神父だけがその加速に対応することができます。
プッチ神父が時間を加速させると、他者から見ると1~2分にしか感じられなくともプッチ神父にとっては1時間が経過しています。
そのため、他者からはプッチ神父が高速で動いていると認識されます。
この能力をの最大の怖さは、時間の加速は無制限に行えるということです。
世界の時間を加速させることによって、宇宙は終焉を迎え、地球上の全生物は「一巡後」の世界へと到達します。
「一巡後の世界」では全生物は、すべての出来事をすでに体験しているため、今後何が起こるのかを運命として知っています。
運命を知ることによって「覚悟」ができることこそが幸福であり、そういった世界が彼の目指す「天国」の条件でした。
まとめ
ジョジョの奇妙な冒険はディオとジョースター家の因縁が主軸となっているため、ディオ以外のキャラクターにもその意思が引き継がれていたりと、シリーズ通して壮大な物語を体験することができます。
ボスキャラの強さに関してもいまだにネット上などで熱く討論されており、さまざまな見解が見られます。
それほどの議論を呼ぶだけの、綿密なストーリー構成と能力の設定が魅力的な「ジョジョの奇妙な冒険」いまいちど1部から見返してみるとまた違った発見が楽しめるでしょう。
スポンサーリンク
コメントを残す