【約束のネバーランド】鬼の正体を考察



作中では人間を捕食し、上位種にあたる「鬼」。

姿、知力、性格などが個体によって異なり、様々なタイプの鬼が登場していますが、彼らの正体とは何なのでしょうか。

今回は現在わかっていることを振り返りながら、彼らの正体に迫ってみたいと思います。

鬼の基本情報

 

呼称

「鬼」とは主人公であるエマたちが外見から便宜上付けた呼称ですが、いまだにこの生物の正式な名称は不明です。

クローネからは「連中」「奴ら」、ユウゴやルーカスは「人食い」、ゴールディ・ポンドの子供たちは単純に「怪物」と呼んでいます。

 

容姿

鬼には様々な容姿の者がいますが、どんな鬼も共通して「6本の指」「無数の目」を持っています。

 

寿命

性格には不明ですが、レウウィスの回想によると、人間と命懸けで狩り合っていた時代を懐かしんでいることから1000年以上生きることが可能なようです。

また、実行可能回数に限度があるものの、再生能力が高く普通の生物なら致命傷になるようなダメージを追っても死ぬことはありませんが、共通して顔の中央あたりの目の奥にある核が弱点となっており、ここを損傷した場合は即座に絶命します。

 

種類

鬼は「知性を持つかどうか」で、大きく2種類に分けられています。

 

野良鬼

  • 知性:知性に乏しく、言葉を話せません。
  • 容姿:様々な姿の者がいますが、基本的には獣のような姿をしていることが多いです。
  • 特徴:大型で気性の荒い者が多いものの、弱点をわかっていれば銃や弓矢で倒すことも容易い種類です。

 

知性鬼

  • 知性:知性があり言葉を話します。また、階級社会を築いています。
  • 容姿:野良鬼と大きく異なるのは、目の奥にある核を守るための仮面をつけている点です。人型の者が多いものの、獣型の者もいます。
  • 特徴:身体能力はピンキリで人間よりも身体能力が低い者もいますが、逆に大木を真っ二つにしたり、銃弾を躱せたりと人間を遥かにしのぐ能力を持つ者も存在し、野良鬼よりも危険です。


鬼の社会

鬼達(知性鬼)の社会は人間の社会によく似ています。

 

言語

基本的には人間と同じ言葉を使用していますが、鬼独自の文字や言葉も存在します。

 

食文化

人間を主な食料としているようですが、猫や巨大ムカデなどの人間の世界にはない食材も多数存在します。

人間のものに限らず、獲物を屠る際には必ず儀程(グプナ)を行い、これを終えた肉のみを食べて良いということになっているようです。

これは鬼の伝統的な獲物の屠り方で、神への感謝を込めてヴィダという吸血植物を獲物の胸に生きている間に刺し、花が開いたら食べても良いこととされています。

この儀程は神に糧を捧げる意味合いがあり、花が開くことで神が受け取ったということになるようです。

 

技術力

町を形成し、食糧確保のために人間を家畜として飼育しているなど、それなりに高度な社会を形成しているようです。

しかし、鬼の技術のほとんどが人間の世界から人間に由来しており、鬼社会に起源をもつ技術があるのかどうかは今のところ不明です。

また、街には機械類は見受けられないことから人間と比べると文明のレベルは低いことがうかがえます。

 

宗教

作中には「原初信仰」という宗教が登場し、ソンジュとムジカが人間を捕食しないのはこれを進行しているためです。

教義の詳細は不明ですが、「狩猟と言う形でないと神が作り出した命をいただいてはいけない」とされているらしく、エマたちのように飼育場で「養殖」された人間は食べられないことになっています。

鬼の世界では外の世界で生まれ育った人間の存在が確認されていないため、実質この宗教の教徒は人間を食べることができなくなっています。

人間と鬼の戦いの歴史

個体差があるものの、優秀な鬼の身体能力は人間を遥かに凌ぎます。

それこそ1人優秀な鬼がいるだけで、多数の人間が殺されることでしょう。

現在の鬼の世界では身体的に劣る人間が、鬼の支配を受けているような構図となっています。

 

しかし、作中では人間と鬼との争いの歴史上、常に鬼側が優勢だったわけではないらしく、鬼が食った人間以上の数の鬼が人間によって殺されていたということが明かされています。

また、今も人間の世界とのやり取りは続いており、一定数の人間が定期的に2つの世界を行き来しており、それらの人間たちは鬼と対等な立場にあり、当然捕食されることはありません。

文字をはじめとする鬼社会の文化には人間からの影響が強く見られることから、この関係は鬼たちにとって自分たちの発展のために欠かせないものとなっている様子がうかがえます。

鬼の正体とは?

鬼の正体としては以下の3つの可能性が挙げられています。

 

元々人間だった

狩猟、階級制度、宗教など人間との共通項が沢山ある鬼たちは、人間が何らかの理由で姿を変えたものなのではないかという可能性があります。

しかし、鬼の文明は便利に生きていけるものとなっているものの、人間のものに比べると幾分劣っています。

このことから、鬼の元になった人間たちは記憶の改ざんか喪失、もしくは知能の低下があったということになりますね。

また、野良鬼と知性鬼の知的能力の差が歴然としていることに説明がつきにくい説でもあります。

知性鬼は人間をベースにしたけど、野良鬼はその他の動物をベースにしたということもなきにしもあらずですが・・。

 

人間が造り出した存在

人間が新しく造り出した生命体ではないかという説です。

実験の過程で野良鬼のように粗暴で知性の低いものと知性鬼のように学習能力の高いものが生まれても不思議ではありません。

自らが生んだものの、その驚異的な身体能力に恐れを感じた人間側が彼らを処分するために手を出したことが「人間VS鬼」という構図を生み出したとしても不思議ではありませんよね。

 

結局、鬼たちの力が人間と拮抗し、このままでは共倒れになるということで住む世界を分け、人間側は自分たちの安全のために鬼に食料用の人間を一定量与えたということもあるかもしれません。

しかし、人間がわざわざ自分たちを食料としなければ生命活動を維持できない生物を創るかどうかというところに疑問が生まれます。

驚異的な身体能力を与えた反動で意図せずしてそういう生物になってしまったということもあるかもしれませんが・・。

 

地球外から来た生命体

鬼の外見は人間とは大きく違っているので、そもそも別の星や宇宙から来た生命体なのではないかという説です。

これが鬼の起源だとすれば、物語の設定上は何でもありになりますw

 

例えば、元々人間が完全に家畜化していた星から来たのに地球では頭の良い人間たちが多く活動していたため、食料確保のために争いが起きたとか、元いた星では人間に代わる主食があったのに、地球上では人間しか自分たちの主食たり得る生物がおらず、やむを得ず人間を食べることになり、戦いを休戦状態に持ち込んだ後にそのための技術を人間から学んだとか、何とでも説明できるようになります。

市場や食事の前の儀程、宗教といったその他の文化的活動は食料確保の過程で学んだものの副産物といったところになるでしょうか。

まとめ

以上、鬼の正体について考察してみました。

いかがでしたか?

鬼の活動自体は人間と似ている所が多いものの、姿は大きく異なりますし、野良鬼の知性の低さも気になり、中々正体については確証が持てませんよね。

鬼の正体や過去の出来事も少しずつ明らかになっていくことと思いますが、それに注目してみるとストーリーをもっと楽しめるかもしれませんね!

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