長い間謎であった九つの巨人の中の最後の一体。
羽が生えた巨人や鎧のような頑丈なタイプの巨人、獣の巨人のバリエーションのような巨人などの予想が様々に立てられていましたが、2017年7月7日に発売された進撃の巨人第95話でその正体がついに明らかになりました。
その最後の一体の巨人の名前は戦槌の巨人!
今回は全九つの巨人を振り返りつつ、戦槌の巨人がんな能力をもっている巨人なのか、予想していきたいと思います。
目次
九つの巨人とは?

https://d-manga.net/9-kyojinより引用
進撃の巨人に出てくる九つの巨人とは他の知性のない巨人、無垢の巨人と違って、巨人化能力を持った人間が自身を変化させ、自らの意思で動くことの出来る九体の巨人のことです。
第86話あの日によると、もともとはエルディア人の始祖、ユミル・フリッツが大地の悪魔と契約をして手に入れて、人類最初の巨人の力から分裂したもので、エルディア帝国建国の立役者となりました。
しかし、王家以外の継承者同士の争いが絶えず、最終的に九つのうちの7つの巨人のちからがマーレに奪われてしまいました。
巨人化できるのはユミルの民のみで、特に王家の血縁の者が継承するとその力の真価が発揮されると言われています。
力を有していいられる期間は13年とされ、その後はユミルの呪いで死亡されるとされています。
巨人化能力者を捕食することでその力を継承することが出来ますが、仮に継承されずに九つの巨人の継承者が死亡してしまった場合、それ以降に誕生するユミルの民にランダムに力が発言します。
またこの際、元継承者や血縁関係は関係ありません。
始祖の巨人

http://shingekin.com/snk86より引用
初代レイス法(145代フリッツ王)→〜→レイス王→ウーリ・レイス→フリーダ・レイス→グリシャ・イェーガー→エレン・イェーガー
マーレに奪われなかった巨人の力の1つで、元々は王家が所有しパラディ島壁内に持ち込まれました。
ほか8つの巨人を含めた全ての巨人を統べる力を持つとされていますが、その力はフリッツ王家(レイス家)の血筋の者でなければその力は発動できません。
しかし、初代レイス王が施した不戦の契りによって現在のレイス家の血族はこの力を発動できない上に、現在継承しているエレンは王家のち筋ではないため、この力は現在保留状態になっています。
進撃の巨人

https://matome.naver.jp/odai/2137412179343313401より引用
エレン・クルーガー→グリシャ・イェーガー→エレン・イェーガー
マーレに奪われなかった巨人の力の中の1つであり、大陸に残ったエルディア復権派の間で秘密裏に継承されていました。
クルーガーが継承した13年の寿命が来たタイミングでグリシャに継承され、この力を使ってグリシャはフリーダから始祖の巨人の力を奪取します。
第71話傍観者でウォール・マリア崩壊の日に、グリシャがエレンを巨人化させグリシャ自身を捕食させたことで、エレンが始祖と進撃の2つの力を継承したことが明らかになりました。
超大型巨人

https://matome.naver.jp/odai/2137412179343313401より引用
ベルトルト・フーバー→アルミン・アルレルト
845年に壁内人類の前に突如として出現した、身長60メートルにも及ぶ巨人。
動作は他の巨人よりも緩慢で出現位置からほとんど動けませんが、出現時の破壊力が凄まじく、壁を蹴り破るほどのパワーを持つ上に、身体から放出する超高温の蒸気で身を守ることが出来ます。
第95話では、マーレ軍関係者に破壊の神と評されています。
皮膚がほとんど存在せずに、筋肉がむき出しになったような容姿をしているのが特徴です。
もともとはベルベルトが継承していましたが、第84話白夜で瀕死のアルミンを救う目的で巨人化させ、ベルベルトを捕食させたことで現在はアルミンが継承者となっています。
アルミンが継承してからの巨人の容姿はまだはっきりとわかっていません。
鋼の巨人

http://blog.goo.ne.jp/muna73/e/c724346a400c936a768875b1257c4b9dより引用
ライナー・ブラウン
超大型巨人と同じく、845年に壁内人類を襲撃しました。
筋肉質でボリュームのある体つきをしており、ほとんど全身が常時硬質化されているため高い防御力を誇ります。
一見鈍重そうな外見をしていますが、筋出力と瞬発力に優れており、圧倒的な防御力と質量をいかしたタックルは非常に強力です。
また、本体であるライナーの格闘技も健在で、戦闘能力はきわめて高い巨人です。
女型の巨人

https://plaza.rakuten.co.jp/minanime2/diary/201302120000/より引用
アニ・レオンハート
第57回外壁調査時に初めて壁内人類に存在を確認されました。
高い機動力と持久力に優れた高い汎用性が特徴で、アニの格闘術に硬質化能力を合わせた打撃技は驚異的な破壊力を持っています。
また、最新話第95話嘘つきで狭い範囲であるものの、無垢の巨人を呼び寄せる力があることが明言されています。
エルヴィンの生け捕り作戦から脱出に成功したり、リヴァイとエレン以外のリヴァイ班を全滅させたりと、調査兵団に猛威を振るいますが、ストスト区での戦闘時にエレン巨人とミサカの連帯前に敗北。
現在はアニが自らの身体を水晶体で覆い情報を黙秘したまま、調査兵団の監視下に置かれています。
獣の巨人

http://festy.jp/web/posts/4761より引用
ジーク・イェーガー
全身を茶色の体毛に覆われた巨人で、巨人化した状態でも人の言葉を話せる骨格を持っています。
身長は17メートル超の他の巨人よりも少し大きいくらいの体格ですが、長い腕をいかした遠距離から投擲で覆い攻撃することによって調査兵団を苦しめました。
また、人間を巨人化させる能力をもち、これらの無垢の巨人に命令を下して動かく能力を持ちます。
さらに、これらの巨人を夜に動かことも可能にしています。
これはもともと獣の巨人のあった能力ではないとされ、ジークだからこそ発現している力だとされています。
顎(あぎと)の巨人

http://mangaotaku.hatenablog.com/entry/20170309/1489064400より引用
マルセル・ガリアード→ユミル→ポルコ・ガリアード
もともとは、アニ、ベルベルト、ライナーと共に始祖の巨人奪還作戦のためパラディ島に来ていたマルセルが継承していましたが、偶然遭遇したユミル巨人にマルセルが捕食され、以降はユミルが力を所持していました。
これがきっかけで無垢の巨人として60年間もの間パラディ島をさまよっていたユミルは、再び人間の姿に戻ることが出来ました。
ユミルが巨人化した際は頭が胴体の割に大きく、その体格のためか平地で2足歩行ではなく4足歩行で移動してしまいました。
もともとは強襲型の巨人と想定され、他の巨人より少し小ぶりな分、知性巨人の中でもっとも素早く動くことが出来、強力な爪と顎は特徴です。
ユミルがジーク、ライナーと共に大陸に連れて行かれた後、マルセルのポルコが捕食し、第91話[海の向こう側]で初めてポルコ巨人が描かれました。
ポルコはこの巨人の顎をいかして線路を破壊したり、俊敏さと爪の力でライナーのピンチを救ったりと、巨人の力を使いこなしている様子が描かれています。
車力の巨人

http://shingekin.com/cargo-titanより引用
ピーク
シガンシナ区奪還作戦の際に、獣の巨人に付き従う形で登場した4足歩行の巨人です。
並外れた持久力を持ち、長時間の任務に対応することが出来、作戦用途に合わせた兵装を身につけることが出来ます。
第93話闇夜の列車で、ピークはなんと2ヶ月間も人間の身体に戻っていなかったと話しています。
第74話[作戦成功条件]で初登場した際には、鞍を背中に身に着け荷物を運んでいましたが、第92話マーレの戦士たちでは背中に砲台を見に着け、移動砲台として活躍しています。
調査兵団との決戦時には、機転をいかしてジーク、ライナーを救出しました。
戦槌(せんつい)の巨人
タイバー家が所有
最新話である第95話にて初めて名前が登場しています。
まだ継承者の名前や巨人の容姿は登場していませんが、タイバー家は今までに一度も敵国に巨人の力を向けることがなかったようです。
巨人の名前は容姿の特徴が反映させられていることが多いので、体のどこかにハンマーのようにものを打ちつける武器が備わった巨人ではないかと予想しています。
例えば、手の先が常に硬質化されていれば、何かを打つ際には強力な武器になるのではないでしょうか。
まだ名前が判明したばかりなので戦槌の巨人が一体どんな力を持っているかは予想しか出来ませんね。
まとめ
いよいよ戦槌の巨人が判明した事で九つの巨人すべての名前が明らかになりましたね。
今回は再度全知性巨人の能力と継承者について振り返ってみました。
九つの巨人の内、現在マーレ側が使える巨人は鎧、獣、車力、顎、そして新たに戦槌の巨人の5体となっています。
それに対してエレンたちにはエレン巨人とアルミン巨人の2体しかいません。
パラディ島人類はどう対抗するのでしょうか?
今後いつパラディ島とマーレの戦闘が描かれるのか、今から楽しみですね。
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